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海外でソウル・ペインター(魂を描く画家)とよばれる中田恭子画伯と画柳会16名がタッグを組み、格天井に龍神を従えた女神が艶やかな容姿をあらわし、男神も浮きあがります。水神のおともの河童が水辺で遊び、左近の桜、右近の橘の咲きっぷりもみごと。日本人に馴染深い七福神の姿も目に飛び込んできます。

 

地元で200年にわたって大工を営む里山一郎が格天井のスペースに、描かれた52枚の画を一枚一枚張り合わせていきます。この天井画を無事奉納できるように、制作から実施までのプロセスを推進しながら、この歴史的行事をアーカイブにとどめて万人の目に届けるために、水神宮天井画実行委員会が設けられました。

すでに各パーツの制作は佳境に入っています。華麗な筆致が渦巻き、これらが合体して一枚の天井画に昇華すれば、見上げる拝観者に想像を超えるパワーを伝達できることでしょう。

実はこの水神宮にも天井画がたしかにありました。永い年月が積もり重なるうちにきれいに消し去られてしまったといいます。永年の水神宮悲願の天井画再興は、多くの方のご助力を得て、7月3日の落成式までこぎつけることができました。

6月13~19日。

東京都中央区の銀座アートホールで第28回画柳会展が開催されました。画柳会のメンバーが思い思いに描いた天井画が勢ぞろいしました。

22日には波佐見町に届けられ、大工里山一郎の手によって。水神宮社殿の天井に設営されます。

水神宮 天井画実行委員会

  宗教法人 水神宮        里山 一郎         石部 和彦         高木 靖彦

   高木 由美子         中田 恭子            曽根 香子

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